SVJEN 起業家トークの夜
InnovationからRenovationへ

天才の歌は、いつもポップソング

※今日は英語文献の紹介ではないです。年度末に向けて仕事が最繁忙期で、仕事以外の勉強時間があまり取れない状態です。そんなわけで、しばらくは不定期更新が続くかと思いますが、ご容赦ください。

ほぼ日刊イトイ新聞「坊さん。」より
「天才の歌は、いつもポップソング。」
http://www.1101.com/bose/2003-02-11.html

Hondaさんから頂いたコメントを読んでいたら、この言葉を思い出しました。

世の中には2人と同じ人間がいないけれども、実は、みんなに共通する部分、普遍的な部分のほうが、多いのではないか?人間の普遍を切り取ること、それがマーケティングであり、ポップカルチャーなのではないか?」と、自分の進むべき方向性に対して、一筋の光を当ててくれた言葉です。起業家トークで渡辺さんが語っていた「ユーザーにとっての良い写真というのは、ユーザーの頭の中にある”イメージ”を再現した図に近いもの」というように、誰かの心の、ある断面を鮮やかに切り取って見せる、そういう商品だからこそ売れるのだ、というのにも通じるところがあるように思います。

勿論、どれぐらいの人数にとっての普遍かによって、マーケットの規模は全然変わってくるのですが。

blog開設前夜(2003年8月末)に、冒頭のお坊さんの言葉にインスパイアされて、私が今後、仕事・ビジネスにどのように臨んで行くか、考えたときの文章があることを思い出したので、アップしておきます。なんかちょっと青臭くて気恥ずかしいので、隠してた(?)のですが、初心に立ち返る意味も込めて。

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「世界中の誰か一人であっても、誰かにものすごく喜ばれるものを」
と思う気持ちと同時に、
「世界中の誰か、一人でも多くの人に喜ばれるものを」
と思う気持ち、私は両方持っている。

誰とも違っていたいという気持ちと誰かと同じでいたいという気持ち。

どちらも人間だと思う。

優れたソングライターは、誰かの心にピッタリと来る、「これは私のことを歌ってるんじゃないか」と思わせるような曲を書きながら、ミリオンセラーにしてしまう。

中には、ものすごくマニアックな天才で、独自の世界観を持ち、あるものすごく狭いセグメントの人の教祖になるタイプも勿論いるだろうし、それがポップに劣る価値だとは私は思わない。

blogを始めるにあたり、「誰か一人でも見ててくれる人がいるならいいんだ」という考え方も勿論あると思うし、ある狭いセグメントの関心を集めるサイト、それも一つの価値だけど、HTTPポート80番を開ける事の意義は、「誰かと繋がること」だと思う。

自分自身の世界観を模索しつつ、みんなの周波数にチューニングを合わせること。
これを私の目標にしようと思う。

ビジネスは、誰かの何らかの欲望を満たすもの、誰かを喜ばせるためのものだからで、「どうすれば人が喜ぶか」「そのために自分はどうすればよいか」を考えるのが私は好きなんだと思う。ポップなビジネスを目指して、少しでも多くの人を喜ばせるために今後もやっていくのだろうと思う。

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そう言いつつ、実は、blogでは、PVを増やそうとか人気サイトを目指そうとかよりも、「まず、自分が読んで面白いこと」を第一に置いています。

たとえありふれた答えであっても、私なりに考えて、自分の足でたどり着いた答えなら、それでいいのだ。
(勉強のためにやってるんだし。知らないことを知ったかぶりしてもしょうがないし。)

と、開き直りつつ、自分が書きたいと思えること・考えたことを素直に書いて、それが他の人にとっても面白ければいちばん嬉しいなぁ、という感じです。

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