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January 23, 2006

Comments

伴大作

お久しぶりです。

DELLの評価に関しては、異論が様々あります。
僕自身はマイケル・デル本人と話をした事、過去に
IDGのパブリッシングと係わりあいに関して、彼が
或いはファウンダーのパトリック・マクガバンとの
話の内容を知っていますが、同社の現在の業績に関しては
かなり疑問があります。

コンポーネンツの価格が世界的に「相場」がありますが、
同社の業績を支える調達価格はそれに対し、疑問を
禁じ得ません。

多分、同社の業績はかなり会計的な操作をした結果では
ないでしょうか。

仰ってる通り、PCは既にコモデティ化していますが、
DELLが主役になるとは思えません。
それは過去のコモディテイ商品の価格流通などを考えれば、
常識になっている部分があります。DELLvsWALMARTは
考えづらいです。
サーバー製品に関しても同じで、確かにWindowsベースの
サーバーに関しては仰ってられる通りですが、ミッションクリティカルなアプリケーション・サーバに関しては違うと
思います。特にDBに関してはOracle対応のサーバはDellを
使用しているケースは稀だと指揮しています。

DELLの業績が「仮想」でなければいいのですが...

p.s.僕の見方が偏ったものでなければいいのですが...
コンポーネンツを積み上げていくと同社の販売価格は
どう考えてもあわないと思います。冷静な判断ですが...

Tomomi

伴さま、
鋭いご指摘をありがとうございます。

実は、書きながら、
「あ~、今後は、コンピュータ業界のモジュール化の方向性を追うのには
部品の相場をみないといけないな~」と思っていました(笑)

いまMicrosoftについて調べてるところですが、
最大の売り上げ・利益を誇るクライアントOSセグメントでは、
チャネルとしてはOEMが最大だそうで、
中でも、Dellが1割を占める最大の顧客(でもあり、チャネルでもある)
なのだそうですね。
つまりOSの調達のためにDellはMicrosoftに$1.2B払っている計算になります。
こうやって一個一個積み上げていけば、だいたいのコストはわかるかな…。

あと、私のブログでは、アニュアルレポートに出ている数字、それも一部しか
とりあげていないので、まだまだ企業分析としては不足だなーと思っていたところでした。
それは今年の課題ということで(笑)今後もよろしくお願いします。

伴大作

アナリストとしては超一級の評価をしています。
もし僕がIDCに勤めている時に貴女を知っていれば
即入社のお願いに参上したと思います。
公開情報大事ですね。日本の情報公開は恣意的で
殆ど参考になりませんが、米国は公開基準が明快に
なっているので使えますね。
そのお陰で裏側から情報を入手していた僕の仕事は
あがったりですが...(自嘲

DELLの役員は殆どコンサルタント上がりなんです。
僕と同種の人種がマネージメントに参加していると
どうしても胡散臭い感じを拭えません。

昨今の価格低下の波の下でも、同社が好業績を維持
できているのは「奇跡」としか思えません。
単なる邪推かもしれませんが、同社の売り上げは
ごまかせないとしても、仕入れは相当操作が可能なので
大量購入で脅かしたり(インテルの製品購入に関して
これが明らかになっています。マイクソフトの製品も
同様ではないかと思います。会社は違いますが、
アップルがi-Podの生産で東芝や日立、サムソンに普通では
ありえない価格提示をしたのも有名です)下請けの在庫を
切り捨てたり(ディスプレーで台湾のベンダーに迷惑を
かけたという話は有名です。)ハブレス企業の実態は
実は下請け苛めではないでしょうか?
米国では個別の契約書が優先されますが、各国では
独占禁止法で弱小企業にあまりに不利な契約を締結する
ことを厳しく戒めています。Dellはこれに抵触するような
事をしているのではないかと思います。
日本の企業の生産の舞台裏を知っているだけに同社の業績は
素直に受け取れないのです。

まぁ、ベンダーの発表を素直に受け取れないのは一種の
職業病だと思っていますが...

ところで、話は変わりますが、mixiには参加されています
でしょうか?

伴大作

因みについにDellの評価下がってしまいました。

米デルの投資判断を引き下げ─バンカメ=マーケットウォッチ
2006年 02月 18日 土曜日 11:22 JST
 [17日 ロイター] バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズは、米パソコン大手デルの投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げた。

 マーケットウォッチが17日、ウェブサイトで報じた。

ロイター電です。

Tomomi

私は、ブログでは、インサイダー情報(業務上知りえた内容)は書かない、
公開情報から分かることと自分の洞察を書く、と(基本的には)決めているのですが、
(いちおう「宮仕え」なので会社に対する操があるので)
日本人ってとにかく「で、実際のところはどうなの?」と聞きたがりますよね(笑)
「裏づけ」がないと、やはり何となく迫力がないんですよね。
なので「裏づけ情報」は大事だと思います。

素人の意見かもしれませんが、株価は「成長性」、もっと厳密に言うと、
投資家が立てた「この会社ならこれぐらい成長するだろう」という予測を上回れるかどうか
によってあがるのかなあ、と思っています。

確かに、Dellの業績はまだ伸びてはいますが、今のままだと近々急激に伸びることはなさそうなので、
ご指摘のバンカメの評価については、
「成長性が投資家の要求レベルに達していない」という点には私もアグリーですが、
それ以外の点、たとえば現状のオペレーション品質のよしあしなどの評価にまで
踏み込んだものではないだろう、と理解しました。

ですが、伴さまのBuying powerにまで踏み込んだご指摘には、
ナルホド!やはりどこの国でもあるのですねえ。と納得しました。

それと、やはりIBMなどと同様に、Dellもサービスビジネスに踏み込んでいるようですね。
http://www.computerworld.com/managementtopics/outsourcing/itservices/story/0,10801,108860,00.html?source=NLT_AM&nid=108860

Mixiは、ユーザ名「あしのともみ」(オールひらがな)で登録しています。

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